INTERVIEW


IoT・総合エンジニア

小橋寛伸


機械系学部出身 2014年入社 


主に設計の仕事を任されています。NOTOの製品は一部の部品ではなく、最終製品なので、工夫を凝らして設計した製品が実際に出来上がり、「自分が作った」といえる製品が自分の利用する道路に目に見える形で取り付けられることが、この仕事の面白さだと思います。


設計は最初に製品の原価を計算することから始まり、お客様と打ち合わせをしながら製品仕様を詰めていきます。

実際にお客様の元や現地に足を運ぶこともありますし、次は、こうして決めた仕様を製造できる形の部品図面へ展開します。

製品を納めるまで、一つの案件の最初から最後まで設計は関わります。

 

こうしたなかで、自分が頭を捻って考えた設計・やり方が上手くいった時や「対応が早くて助かった」等のお客様から感謝の言葉があった際はやりがいを感じます。



一昨年度はS9という新製品の開発プロジェクトを任されました。

 

高速道路のトンネル内避難連絡坑という避難通路の出入り口に付く製品で、新しくNEXCOの標準に追加されたため弊社ではまだ馴染みのない製品でした。

 

大学の専攻は機械だったため、ほとんどイチから基板の制御を習得することになりました。作った基板が正常に動作しないといった問題が起きました。仮説を立て、対処して解決できた時はうれしかったです。

 

材料の燃焼後にある化学物質が規定値以下である必要があり、成分試験をふまえ従来ガラスで構成されていた部品を樹脂で検討したことなど、工夫を重ねることで、価格を他社よりも大きく下げた製品を開発することが出来ました。

 

実際に現地へ製品を納めた時は、まだ全国的にも数のない製品だったため、多くの人に見に来ていただきました。
今まで自分が知らなかったことを知れる・学べることはおもしろかったですね。

 

学んだことは以降の仕事で使える事ばかりなので、これからも設計や開発へさらに新しい要素を取り入れていきたいです。